朝ごはんの時。
「今日、来るんやろ。1匹」
と父。
う、と返答につまる私。
「んあ~」と適当な返事をして。
こっそりリンゴを3かけ、小動物ゼリーを3つ持ち出して出勤。
昨日のことも、ナイショにしていることも、気が重い。
しかし、刻々と時間は迫ってきて。
2時間年休であがらせてもらって、ハンズへ追加の2匹のグッズの値段を見る。
やっぱり高い。ちょっと待ってもらって、通販で手に入れるか…
次にダイソーへ行って、今日連れて帰るようの容器確保。
えー、プラスチックのゴミ箱3つ飼いました。
最初は家で住んでもらう予定の大きいプラケースの中を仕切ろうかと
思ったのだが、うまく仕切れる方法を思いつかず。
1個なら、ちゅうこのがあるんだけど(でもゴルハムには天井が低い)。
考えた末、持ち帰りの方法も考えて、レジバッグに入る同じ大きさの
入れ物を用意したらいいやん、と。
府庁の最寄りは地下鉄天満橋の駅。
地上にあがって、めまいがする(比喩)。
方向がわからん!!ああ、私、方向音痴やった…
プリントアウトした地図を、ああかなこうかなとくるくる回しながら、きょろきょろしているうち、大阪城をみつけてやっと府庁方面に向かうことが出来ました。
------続き------
動物愛護課の入っているのは府庁の隣の赤十字会館。
フロアの造りは県庁にそっくり。
入口の座席表をじーっと眺めて、中をちょいとのぞくと、結構室内はぱんぱん。
「すいません」
「はいっ」
すぐに複数の近くの方が腰をあげてくれる。
「ハムスターをいただきにきました」
「ありがとうございます。こちらでしばらくお待ちください」
商談スペースのようなところで待ちながら、連れて帰る準備開始。
手早く除菌ティッシュでゴミ箱内を拭き掃除し、新聞をしいてチップを振り込む。
そうこうするうちに担当のAさん登場。
とてもふんわりとした印象のやさしい職員さん。
引き渡しの3匹の個体情報など説明してくださる。
21-1 男の子 163g 歯切りしてあります。
21-3 女の子 190g 歯きりしてあります。右目点眼終了してます。
21-6 女の子 161g
…大きい(絶句)
しかし、獣医さんに健康診断してもらったり手厚い看護をしてもらって、
すごいなぁ、と思いました。
さてさて、おうちに帰ろうね~。
1匹ずつゴミ箱に移すわけですが、うわっ、出てくる!
予想よりハムの体長があって、ゴミ箱の縁に届きそうになって焦る。
「あの、蓋は?」
「いや~、無くても大丈夫かなと思って持ってきてないんです…」
蓋すると暑いから、風呂敷でくるんで帰ろうと思っていた。
どうやら、入れてる新聞を足がかりにしているらしいので、新聞紙は引っこ抜いた。
届かなくなった、と思うけど電車内で脱走したら終わり。
Aさん、走りまわってくれて、厚紙をクリアフォルダに入れたもので蓋をするのはどうか、と。
すると、となりの課の男性が、これ切ったらどうだ、と樹脂製決裁板を差し出してくれて。
いえいえ、府の大事な備品をそんなことにしたらもったいない、とありがたく辞退して、クリアフォルダ3枚を拝借して、ゴミ箱1個1個にガムテで張って蓋にしました。
橋下知事、府の備品をすみません。現況報告書送るときにお返ししますので…
昨日の事は昨日のこと、今日はとっても親切にしてもらって、すっかり好印象に変わった府庁職員さんでした。
さーて、帰るぞ~。
レジかごバッグにゴミ箱3つ並べてそーっと抱えて、来た道を帰る。
が、帰宅ラッシュ!
地下鉄は何とか乗り切って、ゴミ箱の中で出たい出たいをしているのを
なだめてなだめて。
JR大阪駅に着いたら、ちょうど大阪発の新快速が来たので、座れた。
膝の上で3匹に話しかけながらかえるのだけど、どうも神経が太いのか、
ありがたくも寝てくれている。おうちまでもうちょっとよ~
帰り道に、回り道してあと2匹のケージを買って帰ろうかと思ったのだけど、
カバーのクリアフォルダが熱気で曇ってきたので、ええい、先帰るぞ、と
覚悟を決めて家に帰る。
私「ただいま~」
父「おかえり。連れて帰ってきたん?その入れもんどうしたん」
私「3匹いる」
父「何がやの」
私「3匹いるの」
父「なん…(絶句)なんで3匹もやの!」
私「だってかわいそうやねんもんー」
母「おかえり」
私「3匹いる」
母「は?」
私「3匹いる」
母、口があいたまま言葉がでない。
しばらくして、「あんた2匹いうとったんちゃうの」
「私、何匹って1回もいうてないもん」
父はゴミ箱に入ってるハムズを、宇宙人を見るみたいな目で遠巻きに、でも気になる感じで見ている。
ちゅうに「お姉ちゃんが大きいの3つもつれてきてんでぇ~」と言いつけたりしている。
とにかく2匹ちゃんのおうちを買いに行かねば。
「リビング(コープリビング甲南)いってくるから」
こないだから何度も眺めているプラケース売り場に直行。
1個目は超特大を買ったけど、同じのを買っては置くところがない。
超特大と特大を比べて、なんとかギリいけそう、と判断し、
特大2個と、水飲みだけを取り急ぎ買う。
だって、ゴルハム用のトイレとかおうちとかくるくる置いてないんだもん。
あとのものは、ハム達にちょっと待ってもらって、通販で調達することにする。
帰ったら、ゴミ箱の中で寝ていたので起こさず、先に飼い主の晩ご飯。
すると先に食べ終わった父が、怖いけど気になるらしく、
「こっちのがゴトゴトしとーで」と買ってきたままのプラケースをほどこうとするので、引き取って作業する。
名前は、21-1が「イチ」、21-3が「さんちゃん」、21-6を「ろっく」に決めた。
どれがどれだかわからなくなるので、管理番号のガムテそのままもらってきて、ケースに張った。
くるくるがなくてごめんね。
餌を入れる入れ物も間に合ってないので、とにかくデザートの紙カップにちょこっとりんごとゼリーとハムセレ、大豆を入れておく。
イチはずーっとトイレの中で寝ている。
今日は、疲れた。
でも、3匹ともきてもらって、よかった。
「今日、来るんやろ。1匹」
と父。
う、と返答につまる私。
「んあ~」と適当な返事をして。
こっそりリンゴを3かけ、小動物ゼリーを3つ持ち出して出勤。
昨日のことも、ナイショにしていることも、気が重い。
しかし、刻々と時間は迫ってきて。
2時間年休であがらせてもらって、ハンズへ追加の2匹のグッズの値段を見る。
やっぱり高い。ちょっと待ってもらって、通販で手に入れるか…
次にダイソーへ行って、今日連れて帰るようの容器確保。
えー、プラスチックのゴミ箱3つ飼いました。
最初は家で住んでもらう予定の大きいプラケースの中を仕切ろうかと
思ったのだが、うまく仕切れる方法を思いつかず。
1個なら、ちゅうこのがあるんだけど(でもゴルハムには天井が低い)。
考えた末、持ち帰りの方法も考えて、レジバッグに入る同じ大きさの
入れ物を用意したらいいやん、と。
府庁の最寄りは地下鉄天満橋の駅。
地上にあがって、めまいがする(比喩)。
方向がわからん!!ああ、私、方向音痴やった…
プリントアウトした地図を、ああかなこうかなとくるくる回しながら、きょろきょろしているうち、大阪城をみつけてやっと府庁方面に向かうことが出来ました。
------続き------
動物愛護課の入っているのは府庁の隣の赤十字会館。
フロアの造りは県庁にそっくり。
入口の座席表をじーっと眺めて、中をちょいとのぞくと、結構室内はぱんぱん。
「すいません」
「はいっ」
すぐに複数の近くの方が腰をあげてくれる。
「ハムスターをいただきにきました」
「ありがとうございます。こちらでしばらくお待ちください」
商談スペースのようなところで待ちながら、連れて帰る準備開始。
手早く除菌ティッシュでゴミ箱内を拭き掃除し、新聞をしいてチップを振り込む。
そうこうするうちに担当のAさん登場。
とてもふんわりとした印象のやさしい職員さん。
引き渡しの3匹の個体情報など説明してくださる。
21-1 男の子 163g 歯切りしてあります。
21-3 女の子 190g 歯きりしてあります。右目点眼終了してます。
21-6 女の子 161g
…大きい(絶句)
しかし、獣医さんに健康診断してもらったり手厚い看護をしてもらって、
すごいなぁ、と思いました。
さてさて、おうちに帰ろうね~。
1匹ずつゴミ箱に移すわけですが、うわっ、出てくる!
予想よりハムの体長があって、ゴミ箱の縁に届きそうになって焦る。
「あの、蓋は?」
「いや~、無くても大丈夫かなと思って持ってきてないんです…」
蓋すると暑いから、風呂敷でくるんで帰ろうと思っていた。
どうやら、入れてる新聞を足がかりにしているらしいので、新聞紙は引っこ抜いた。
届かなくなった、と思うけど電車内で脱走したら終わり。
Aさん、走りまわってくれて、厚紙をクリアフォルダに入れたもので蓋をするのはどうか、と。
すると、となりの課の男性が、これ切ったらどうだ、と樹脂製決裁板を差し出してくれて。
いえいえ、府の大事な備品をそんなことにしたらもったいない、とありがたく辞退して、クリアフォルダ3枚を拝借して、ゴミ箱1個1個にガムテで張って蓋にしました。
橋下知事、府の備品をすみません。現況報告書送るときにお返ししますので…
昨日の事は昨日のこと、今日はとっても親切にしてもらって、すっかり好印象に変わった府庁職員さんでした。
さーて、帰るぞ~。
レジかごバッグにゴミ箱3つ並べてそーっと抱えて、来た道を帰る。
が、帰宅ラッシュ!
地下鉄は何とか乗り切って、ゴミ箱の中で出たい出たいをしているのを
なだめてなだめて。
JR大阪駅に着いたら、ちょうど大阪発の新快速が来たので、座れた。
膝の上で3匹に話しかけながらかえるのだけど、どうも神経が太いのか、
ありがたくも寝てくれている。おうちまでもうちょっとよ~
帰り道に、回り道してあと2匹のケージを買って帰ろうかと思ったのだけど、
カバーのクリアフォルダが熱気で曇ってきたので、ええい、先帰るぞ、と
覚悟を決めて家に帰る。
私「ただいま~」
父「おかえり。連れて帰ってきたん?その入れもんどうしたん」
私「3匹いる」
父「何がやの」
私「3匹いるの」
父「なん…(絶句)なんで3匹もやの!」
私「だってかわいそうやねんもんー」
母「おかえり」
私「3匹いる」
母「は?」
私「3匹いる」
母、口があいたまま言葉がでない。
しばらくして、「あんた2匹いうとったんちゃうの」
「私、何匹って1回もいうてないもん」
父はゴミ箱に入ってるハムズを、宇宙人を見るみたいな目で遠巻きに、でも気になる感じで見ている。
ちゅうに「お姉ちゃんが大きいの3つもつれてきてんでぇ~」と言いつけたりしている。
とにかく2匹ちゃんのおうちを買いに行かねば。
「リビング(コープリビング甲南)いってくるから」
こないだから何度も眺めているプラケース売り場に直行。
1個目は超特大を買ったけど、同じのを買っては置くところがない。
超特大と特大を比べて、なんとかギリいけそう、と判断し、
特大2個と、水飲みだけを取り急ぎ買う。
だって、ゴルハム用のトイレとかおうちとかくるくる置いてないんだもん。
あとのものは、ハム達にちょっと待ってもらって、通販で調達することにする。
帰ったら、ゴミ箱の中で寝ていたので起こさず、先に飼い主の晩ご飯。
すると先に食べ終わった父が、怖いけど気になるらしく、
「こっちのがゴトゴトしとーで」と買ってきたままのプラケースをほどこうとするので、引き取って作業する。
名前は、21-1が「イチ」、21-3が「さんちゃん」、21-6を「ろっく」に決めた。
どれがどれだかわからなくなるので、管理番号のガムテそのままもらってきて、ケースに張った。
くるくるがなくてごめんね。
餌を入れる入れ物も間に合ってないので、とにかくデザートの紙カップにちょこっとりんごとゼリーとハムセレ、大豆を入れておく。
イチはずーっとトイレの中で寝ている。
今日は、疲れた。
でも、3匹ともきてもらって、よかった。
コメント
キタ━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━ !!!!!
いろいろと・・・、ホントいろいろとお疲れさまでしたw
管理人さまのご苦労、ご家族の皆さんの驚きや戸惑いが手に取るように伝わってきて、
笑っては申し訳ないとは思いつつも、つい微笑ましくて笑ってしまいました。
幸せ者の仲間入りをしたゴルハム3匹の健やかな成長をお祈りしてます☆ヽ(´ー`)ノ
追伸:ろっくチャンの背中の水玉2つが可愛くてお気に入りです♪